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鳥害とは

都市化に伴いハトをはじめとする鳥公害が増えています。
彼らに罪はありませんが、私たちの生活の中で
様々な問題を引き起こす要因となることがあります。

●鳥体
鳥自身がぶつかってきたり、配管設備に詰まってしまったりすることがあります。またその羽はアレルギーの原因になるなど衛生上よくありあません。
●排泄物
糞は清掃が困難で、酸性のため長時間放置しておくと金属類の腐食を引き起こします。病原菌の飛来源となります。
●鳴き声
群棲している場合や、繁殖期には鳴き声や羽音で悩まされることがあります。
●病原菌
ウィルス性の有害菌類がハトの糞の中で増殖し、その糞が乾燥し埃とともに飛散し、人体に入ると危険な病気を引き起こすことがあります。
1)オウム病(ピジョンオーニソージス)
従来鳥類に感染する疾病。接触により人間に感染することがあり、軽症のものは風邪の症状と似ており、重度になると肺炎のようになる。ハトの糞や呼気沫に含まれるウィルスによって感染。ハトの30〜70%がこのウィルスを保持しているといわれる。
2)クリプトコックス症
真菌症の一種で人が感染すると軽症のものは皮膚炎程度、重症になると脳・脳脊髄膜に病巣を作り死亡に至ることもある。乾燥したハトの糞が埃と一緒に人体に吸入され発病する。
3)ニューカッスル症
ほとんどの鳥がこの菌を持ち、呼気沫や寄生虫の媒介によって発病する。人間が感染すると急性顆粒結膜炎の症状となる。
4)トキソプラズマ症
妊婦がこの原虫の胎盤感染を受けると流産したり、出産しても生まれた子供に脳障害が生じることの多い危険な病気。
5)ヒストプラズマ症
カビの一種で発病すると肺結核に似た症状を起こす。ハトの糞に空気中の胞子が落ち、温度や湿度などの条件がそろうと増殖し、これに人間が触れると感染する。
6)脳炎
コガタアカイエカの媒介によって感染。高熱・頭痛・嘔吐があり、2〜3日後に意識混濁、痙攣等が起こる。感染した人の20%は治っても手足の麻痺や知能障害など後遺症が残る。
7)アレルギー
羽毛や乾燥した糞により、喘息発作を伴う重度のアレルギー症状を起こすことがある。またハトの糞中の抗原菌の吸入によって肺疾患が発生することがある。
●病気の媒介をする外部寄生虫と昆虫類
1)ダニ類
ワクモーセントルイスの脳炎や原虫疾を媒介する。トリサシダニは鳥類のほか、人を襲って激しいかゆみと皮疹を起こす。
ほかにトリヒゼンダニ、ハトウモウダニ、ハナヒナイダニ、ハトヒメダニ等がある。
2)昆虫類
ハトジラミ(ナンキンムシ)、タイワンコジラミ等がある。

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